灰色のマリエ

サイト ぷんにゃごまぁくす
http://www.punnyago-parks.com/


※小説は 小説家になろう サイトになっています

舞台は20世紀初頭くらいのヨーロッパ風。
祖父世代の約束から、政略?結婚をすることになったマリエ。

生活を共にするも心は通わない典型的?な仮面夫婦ながらも、
少しずつ少しずつ近付いて行く二人がたまんない!


特に心理描写が巧みで、旦那さんのおバカさん加減というか、不器用っぷりが絶妙です。
関係の進み具合は本当に牛歩なんだけど、
そのぶん、心の動きが丁寧で、本当にちょっとずつちょっとずつ変わっていく
お互いのお互いに対する気持ちにもだえるというか。

奥さんのほうは奥さんで不器用だし。


二人にあわせて、ゆっくり丁寧に読み進めたくなる恋愛小説。
いつも勢いに任せてぱっぱっぱーと読んでしまうわたしも、
この小説を読むのにかなりの時間を使いこみました。

そのせいか、奥さん視点のときは奥さんに、旦那さん視点のときは旦那さんに
感情移入してしまいます。
おじいちゃんのターンでは、おじいちゃんの立場で二人を見てしまい、
若い二人が彼らなりにもがき、頑張る姿にウルウルっとしてしまったり…。

「愛する」って、こういうことなのかなーとか
いままでは気持ちだけの漠然としたものを、
きちんとした文字で、場面で、見せられた作品です。


そのぶん、決して「軽い読み物」ではないので、
恋愛小説とはいえ、若い世代にはやや受けかもしれません。
十代後半からそれ以降にお勧めです。

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2014.10.26.追記
書籍化おめでとうございまーす!



時計士

サイト とお
http://www.occn.zaq.ne.jp/too/novel/clock/top.htm


絶対音感ならぬ絶対時間?をもった、時間を利用する時計士の少年が
か弱い女の子に出会って変化していくお話し。

少年と少女の視点を行き来する形でつづられているので、
ふたりのすれ違いがもどかしいというか、納得できるというか…

最後は大団円。
にっこり、ではなくて、えへっと笑う女の子のような物語です。

鈴屋のマリィは、いつも冒険者の皆さんの無事を祈っています

サイト 小説家になろう
http://ncode.syosetu.com/n9003bu/

ほうほう、冒険者本人じゃなくてお店屋さんなのねー
と。
珍しげな立ち位置にひかれて読みました。

うーむ、メタ仕様。
ある意味、こういう文章も珍しいです。

ただしこういった神視点は、残念なことに、
感情移入という点でどうしても劣ってしまいますので、
読み手に読みたいと思わせる「なにか」が課題となるでしょう。

ただの武器紹介なら、世の中にいっぱい本があるもんなー…。

今後に期待を寄せつつ、
新話まち中です。


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2015.12.29
小説ページ削除のため現在は読めません

辺境の老騎士

サイト 小説家になろう
http://ncode.syosetu.com/n5011bc/

わたしにしては珍しく、書籍化したと知ったあとで読み始めた小説。
(基本、発掘が好きなので、書籍化したものはあまり読まないか、知らずに読むかなのです)

読んでみると、主人公が喋らない という異例の内容で
かなり目を引かれました。

どこか、18-19世紀頃の、英国の読みものを彷彿とさせる文章です。
なんていったらいいのか。
どこまでもなだらかな丘が続く、カントリーハウスの風景というか。

人との出会いで何かが少しずつ変わっていく感触が、
手の平で感じ取れるような作品でした。


個人的に、活動報告の書籍化こぼれ話が大好きで
エッセイも巧みに書ける御仁です。



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